管理栄養士の国家試験は管理栄養士になるために避けて通れない道ですよね
勉強があまり得意ではなかった私が管理栄養士の国家試験に一発合格した勉強方法を教えます!
管理栄養士の合格倍率は過去10年間で高くなってきています
私が受験した2009年当時の合格倍率は31.6.%でした
2023年では56.6%とかなり上がってきているので昔よりは合格しやすい状況にあるのかもしれません
過去10年の合格倍率
管理栄養士の過去10年の合格倍率です
西暦 | 合格率 | 西暦 | 合格率 |
---|---|---|---|
2008年 | 31.6% | 2017年 | 54.6% |
2009年 | 29.0% | 2018年 | 60.8% |
2010年 | 32.2% | 2019年 | 60.4% |
2011年 | 40.0% | 2020年 | 61.9% |
2012年 | 49.3% | 2021年 | 64.2% |
2013年 | 38.5% | 2022年 | 65.1% |
2014年 | 48.9% | 2023年 | 56.6% |
2015年 | 55.7% | 2024年 | ー |
2016年 | 44.7% |
合格倍率が高くなってきているということは試験問題の傾向と対策をしっかりすれば必ず合格に近づけるということです
勉強の仕方も分からなかった私が国家試験勉強を始めて半年で合格した方法を教えます
合格必須!国家試験勉強の重要ポイント
結論は、過去問を解きまくる!
これをひたすらやり続けました
私はこれしかやってないといっても良いくらいです
その結果153点で合格することが出来ました
200満点中120点で合格なのでまぁまぁだと思います
皆さんも必ず合格して欲しいので勉強嫌いな私が試験勉強に費やした半年をお見せします
良かったらお付き合い下さい
~国家試験までの道のり~
管理栄養士科出身の私は4年生の9月頃から受験勉強を始めました
新卒の合格倍率は毎年8割~9割あるので既卒の受験者とは少し異なるかもしれませんが参考にしてみてください
4年生の夏休み ~7月・8月~
受験勉強は全くしていませんでした
夏休みは保健所実習があったため実習準備があったり他はアルバイト生活や遊びに明け暮れていました
夏休み中でも月に2回は学校の模試があったため模試には必ず出席していました
特に危機感もなく過ごしてました
4年生の9月~10月
学校も始まり模試も相変わらず受けていました
この頃は座学や管理栄養士の国家試験対策講座が始まったため少しずつ受験モードへと気持ちを切り替えていきました
国試対策の講義中はしっかり授業を聞きメモを取りながら授業を受けていました
ちなみに授業は月~金の1限~4限までみっちりありました
この時期にクエッションバンクを購入しました
本屋で受験対策の本を買おうと色々探した結果イラスト付きで可愛かったので決めました
とても分厚い本なので学校へ持ち運びが出来なかったため自宅用として購入しました
この頃からクエッションバンクで自宅学習を始めました
最初は全く解けず・・・・分からず・・・・・
難しいイメージの「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」を解説中心に勉強を進めていきました
しかし今となっては解説中心では効率が悪かったと感じています
最初は解糖系の回路や酵素名を覚えるために必死に書いて覚えようとしていました
しかし試験問題は選択肢の中から正しいも(間違ったもの)のを選ぶため何度も過去問の文章を読み重ねていくと何が正しくて何が間違っているのかが分かるようになっていきました
この頃は学校が終わってから家で解説中心に過去問を解く勉強を18時~21時頃までしていました
夜中は勉強しませんでした
10月~11月
クエッションバンクを科目ごとに分けて集中して取組みました
特に「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」を中心に問題を解きまくりました
私の場合、難しいと言われる科目を解いて正解すると自信にも繋がったため勉強のモチベーションを上げるためにも「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」は得意に強化してやりました
「社会・環境と健康」、「栄養教育論」、「公衆栄養学」および「給食経営管理論」は主に法律や暗記が多かったため問題を解いていくうちにだいたい同じような箇所が出題されていたりして問題の傾向が分かってきたためそこで問題を暗記するような形で解いていきました
クエッションバンクをすべて解き終え
それをまた苦手な科目から順に解きまくる作業を2回やりました
クエッションバンク2週目突入
この頃も過去問を解く勉強を18時~21時頃までしていました
夜中は勉強しませんでした
12月~2月
学校での模試が年明けから毎週金曜日になり月に4回になりました
クエッションバンクの問題集も解き進め3~5週目に突入しました
クエッションバンクの問題にも慣れてきたので学校で受けた模試をもう一度家に帰ってから解く勉強をしました
この頃家での勉強に飽きてきたので週末と平日の週3回の合計週4回は図書館の自習室へ行って閉館まで勉強(17時~21時30分頃まで)しました
環境を変えると家でのマンネリ化した勉強がはかどりました
特に図書館は同じように勉強している人が多いのでモチベーションにも繋がりました
クエッションバンクは持ち歩けないので模試と模試の回答のみを持って図書館に行きました
1月頃には学内模試の成績が急激に上がりクラスで2番になりました
模試の成績を毎回張り出していたのでそれも自分にとってはモチベーションになりました
3月~受験本番まで
この時期も今までと何も変わらず過去問を解き解説を読むを繰り返していました
週末は朝10時~18時頃まで図書館で勉強しました
受験直前、ここまでくると迷いはないので今までやってきたことを繰り返します
この時点でクエッションバンク6回、模試も2回ずつ解いているのでいろんな方向からの問題の出し方に対応できるようになってきます
試験前日
ここまでやってきてやり残したことは無かったのであとは験担ぎ「カツ丼」を食べました
いつも通りの過去問解きを終始やります
試験当日
朝は試験2時間前までに起きてしっかり頭を覚まします
今までこんなに過去問を解いてきたからもうあとは本番で力を発揮するしかないと意気込み試験に挑みました
そして見事合格することができました
受験期間中のアルバイトはどうしてた?
受験生の中にはアルバイトどうしよう・・・と悩む方も多いと思います
私の場合は1年生から4年生の卒業までずっとアルバイトをしていました
3月の受験直前も日曜日だけ!と決めて丸1日バイトをしていました
なので日曜日は勉強しない日と決めてメリハリをつけてやっていました
アルバイトをする時に気をつけていたことは学校のレポートや授業についていけるか不安だったのでアルバイトは土日祝日のみと決めていました
平日はレポート作成や課題に時間を費やしていました
平日にアルバイトを入れて両立できている人もいると思いますが私はメリハリをつけてアルバイトを入れていました
気分転換にもなるしお金も稼げるしおすすめです
アルバイトを入れすぎてしまって授業中寝たりレポートが提出できなかったりはしたくなかったので
とにかく在学中は学業中心の生活を心がけていました
夏休みなどの長期休みはガッツリアルバイトしてました
メリハリが大切ですね
まとめ
国家試験の受験勉強はコツさえつかめば上手くいきます
- 過去問を何度も解く
- 模試も何度も解く
- 解説は間違ったところを重点的に読み理解するまで過去問を解く
- 勉強場所を変えると割とはかどる
- アルバイトはメリハリをつければOK