糖質制限ダイエットをしているのに痩せない・・・・・
40代を過ぎてから代謝が落ちてきて痩せにくくなっていることに加え
糖質制限をしているのに痩せない・・・・
と悩んでいる方も多いと思います
20代までは食事制限をしただけで痩せたのに
30代から食事制限をしても痩せにくくなってしまって40代は体力の低下が
著しいと感じる方も多いのではないでしょうか
私も20代までは食事で痩せられたけど、30代からは痩せにくくなりました
糖質制限ダイエットは気軽に食事に取り入れられて簡単な為
始めている方もいると思いますが
実は糖質制限ダイエットは「痩せない」「不健康になる」と考えている医者や管理栄養士がいるのも事実です
今回は糖質制限ダイエットは本当に痩せるの?を調査したいと思います
この記事で分かること
- 糖質制限はリバウンドをする
- 糖質制限はダイエット目的で行うものではない
- 糖質制限は長期的には向かない
- 糖質制限は肥満や糖尿病治療に効果が期待できる
- 糖質制限しない方が長生きする
- 糖質は全体の53%程度が最適
- 過度な糖質制限は死亡リスクが高くなる
- 40代以降は無理な食事制限はせず、適度な運動をする
糖質制限ダイエットの広まり
ダイエットにも流行りがあり
様々なダイエット法が広まってきました
- 絶食ダイエット
- りんごダイエット
- バナナダイエット
- 置き換えダイエット
- 朝食抜きダイエット
- 地中海式ダイエット
- 健康器具を使ったダイエット など
どれか一度はやった事があるのではないでしょうか
1日1食ダイエットをしていて、痩せたけどリバウンドしてしまいました
色々なダイエットを試してきたけれど、どれも痩せた試しがない・・・
リバウンドをしてしまったり、体調が悪くなったりしてダイエットを止めてしまった方もいると思います
糖質制限ダイエットや低炭水化物ダイエットもここ数年で流行りだした
ダイエット法の一つで糖質制限食や、カロリーオフ、低糖質食がたくさん出回っています
糖質制限がダイエットに向かない理由
糖質制限がダイエットに向かない理由は「リバウンドがあるから」です
糖質制限ダイエットを提唱したロバート・アトキンスはアトキンス式ダイエットと呼ばれる
炭水化物が肥満の原因とした低炭水化物食事療法を提案しました
のちに自らもリバウンドをし、頭痛や下痢などの身体的症状が見られ長期的な糖質制限の安全性は保証できないと報告されています
和田研究所の和田静郎が考えた和田式ダイエットが
日本における糖質制限ダイエットの始まりと言われていますがその和田氏も結局リバウンドしたとの噂もあります
糖質制限ダイエットは短期的には痩せる効果がありますが
長期的には科学的根拠がなく安全性の保証もされていません
つまり長期的に糖質制限ダイエットを行うことは痩せることへの科学的根拠が乏しいまま
「糖質制限ダイエット」という言葉だけが一人歩きしてしまっているという事になります
あるいは、肥満や糖尿病患者への栄養指導として
1日1500kcal(500kcal/1食)までに抑えるよう栄養指導が入ります
その際、食品のカロリーをすべて把握するのは難しく糖質を抑えればカロリーも抑えられると分かりやすく説明されていることから
「糖質を制限すれば痩せられるんだ!」と思い込みが生じてそれが広まった可能性もあります
糖質制限のデメリット
糖質の代謝については以前の記事にも書いていますが
糖質を制限することで脂質やたんぱく質が代わりに糖へ変換されます
脂質やたんぱく質はケトン体という物質を生じてしまい体臭や口臭がくさくなる事があります
さらにケトアシドーシスといって、腹痛、頭痛、吐き気、脱力感といった症状が見られるようになります
恐ろしいことにこのような症状にもなりかねないと報告されています
大量のケトン体は肝臓、腎臓に負担をかけ、機能不全に陥らせます。
2016糖質制限ダイエットを考える 室蘭工業大学工学研究科くらし環境系領域・安井光圀
さらに心筋梗塞、脳梗塞になる確率が高まると指摘され、とくに若い女性が糖質制限をすると生殖器が正常発達しないと報告されています。
糖質制限はアメリカの学会で認められていると言われていますが
実は「糖尿病の治療を目的として医師の管理下の短期間では」という言葉が加わっています
しかし日本では糖尿病の治療以外でダイエット目的の糖質制限が謳われているのが現状です
ローカーボによる海外の研究
日本ローカーボ食研究会によるとローカーボ食は
糖尿病やメタボリック症候群の方へ向けた低炭水化物・糖質制限食の提案として設立されています
一般の方へのダイエットとしての提案ではないことが分かります
海外の研究報告によると
糖質を厳しく制限することで死亡リスクが高くなることが分かっています
糖質を制限すると死亡リスクがあるなんて知らなかった・・・・
中でも糖質制限をした人は癌、心血管、心筋梗塞の死亡リスクが高くなり
糖質を多く摂った方がそれらの死亡リスクが低いことが分かっています
アメリカとスエーデンの研究結果によると最も死亡率の低い糖質比は53%前後と言われています
特に糖質比53%から糖質を増やした場合の死亡率が1.1倍なのに対し
糖質比53%から糖質を減らした場合の死亡率が高くなることも分かっています
糖質制限することなく食べることで体が作られ、食べた分運動し、その汗が美容液になるという考え方はとても素敵ですよね!
40代以降の女性がやるべきダイエット4選
ダイエットには年齢と共に食事管理や運動も必要になってきます
- 朝、時間が無くて朝食を抜いてしまっている方
- 好きな物ばかり食べている方
- 間食・お菓子が止められない方
- 運動習慣が無い方
今日からでも意識することで自分を変えることができます
朝・昼・夜の3食をしっかり食べる
糖質は摂り過ぎも良くないため、全体の53%程度が一番良いでしょう
全体の53%ってどのくらいかと言うと
- ご飯茶碗1/2~2/3
- 食パン8枚切り1枚
- ケーキ1個
- まんじゅう1個
程度です
そこまで制限することなく糖質もしっかりとって行く事をオススメします
さらに栄養バランスが揃った食事を心がけましょう
運動習慣を身につける
運動嫌いな方もいると思いますが
代謝が落ちている40代以降は運動して代謝を上げ、消費カロリーを減らすことで痩せやすい体になっていきます
時間が無い方や忙しい方には軽いウォーキングでも良いですし
自宅でできる簡単なトレーニングをご紹介していますのでお試しください
しっかり食事をとることで運動の効果も出やすいです
40代以降こそ、しっかり食べて、しっかり運動を心がけましょう
体に良い物を選ぶようにする
食べたいものではなく、体に良い物を選ぶようにしましょう
そうはいっても
甘いおかし、ケーキ、おせんべい・・・・・止められない・・・
という方は食べた分はしっかり運動する!と決めて食べるようにすると太りにくくなります
なるべく添加物の入っていないものや人工甘味料、糖質カットなどはできるだけ頼らずに
自然の物を取り入れるよう心がけましょう
睡眠を大切にしましょう
寝る時間はしっかり確保したいですよね
睡眠をしっかりとっている方が痩せやすい体質になるとも言われています
睡眠は大切にしましょう
まとめ
いかがでしたでしょうか
糖質制限は実は糖尿病や肥満症の方へ向けた食事療法だった事が分かりました
いままで間違った糖質制限ダイエットを継続していくよりも
しっかり食べて・しっかり運動することが40代以降の健康的なダイエット法であることは間違いありません
過度な食事制限は止めて、バランスの良い食生活を心がけましょう
- 糖質制限はリバウンドをする
- 糖質制限はダイエット目的で行うものではない
- 糖質制限は長期的には向かない
- 糖質制限は肥満や糖尿病治療に効果が期待できる
- 糖質制限しない方が長生きする
- 糖質は全体の53%程度が最適
- 過度な糖質制限は死亡リスクが高くなる
- 40代以降は無理な食事制限はせず、適度な運動をする
女優の松島奈々子さんのインタビュー記事より
20代30代は食事制限で管理をしていたけれど40代以降たるみを感じたため夕飯の炭水化物を抜いていた。でも炭水化物を抜くと顔が削げてしまって肌のハリが無くなってしまった。だから運動やピラティスを多く取り入れて炭水化物もしっかり、食事も3食しっかり取るようにしている
食べた分は運動して汗をかく。汗が美容液になる。